まさかのフライデー!どきどきマグロ解体ショー

先週の金曜日はスーパー?プレミアム?
よくわかんねぇーけど凄いフライデーが始まったそうですが、僕にとってもスーパープレミアムなフライデーとなりました。
何が凄いのって?
それは一人の男の凄さ、かっこ良さを目の当たりにしてしまっていうお話。
僕には絶対的な信頼を置いてる魚屋さんがいます。
その名は”さかな屋たくや “の白石 卓也さん
この方以上に信頼をしている人はいません。
だって、まだお会いしてない時に懐かしのミクシィ上でやり取りしてただけの関係なのに、どんな魚を使いたいのかを知るためにわざわざ大阪から横浜の店まで来るんすよ?
普通行きます?

「どんな味の料理か知れた方が色々提案出来るやん。」

サラッと言われた瞬間、もう心を鷲掴みされましたよ。そりゃーもう惚れちゃいますよね
ズルい!笑

でも、お店が大阪の茨木市にあるため中々注文を出来ておりません。
早く支店を湘南に出してくれないかなーと心の中で願っていますが現状はフルシカトです。
僕はまだ諦めない。
そんなタクヤさんには、ちょこちょこ魚のことで相談をしているのですが、とあるお客様が

「勝くん、マグロ仕入れたから解体ショーやって!任せたよ。日にちもほぼ決まってるから~」

ん?
マグロ解体ショー?
あの日本刀みたいな包丁でやるショーのこと?
すしざんまいの社長がTV用のネタで得意としているやつのことかい?

鰺一匹を捌くので精一杯な僕は最高の作り笑顔で

「いいっすよー!目を瞑っても解体出来るくらい余裕っすw」
はい、完全に嘘つきました。。。
でも、当日までに出来るようになれば何も問題はない!!!
嘘ではなくなる。
臨機応変な対応力なら誰にも負けない!
と、余裕をかましていたものの
マグロを仕入れて練習するとか物理的に無理なことを瞬殺で気付き、すぐに自分で捌くことを諦めました
と、なると僕の代わりに誰かにやってもらうしかない。
社内では誰も出来ないし、、、
マグロを解体できる人で稼ぎ時の週末に来れる人なんて知らない。。。

 

まずい。
今回こそは完全に終わったw
そう、思った。

 

とりあえず悪あがきでマグロに詳しい卓也さんに話だけでもして、アドバイスもらうか!
と、ぶっつけ本番でどーにかしてやろうとか考え始めてましたw
今思えばさすがにバカすぎる考えで泣けてくる。

早速、電話をして事情を話すと

「日曜日なら休みやから手伝い行くでー」
え?大阪から?
やばい!この人はやっぱ神だ!
この人の為なら全てを捧げよう。
本気でそう思いました。
「まぢすか!日曜日に開催してもらうように交渉してみます。」
そう言って電話を切り、即お客様に電話をして

「開催の日って日曜日に出来たりします??」

と、伝えた瞬間

「あー!!日曜日だけは絶対に無理なんだよねー。24日の金曜日にしよう!決まりで!よろしくー」
僕の儚い希望は一瞬で叩き潰されました。。。
“絶対無理”とか言われちゃったよ
もはや涙が出てきました
もう、ぶっつけ本番でやって失敗したら土下座するしかないなー
そう腹を決めながら再び、卓也さんに電話を。
「すんません。絶対に日曜日は無理らしいっす。24日の金曜日は無理っすよね?」
「まさるちゃん、それは無理やわー。ごめんなー 手伝いにはいけんけど、必要な包丁とかあれば送るしアドバイスは何でもするで!」

涙目になりながら、
「ですよね。あざっす!包丁とかお借りできるだけでメッチャ助かりますm(__)m」
電話を切り、いよいよ覚悟を決めてYouTubeを見ながらシュミレーションを始めました。
「今までどんな無茶ブリでも越えてきただろ?マサル?お前ならやれるよ。」

そう、何度もお風呂の中で自分に言い聞かせましたw
もはやどんな魚を捌くときもマグロにしか見えません。
完全に気持ちはプロのマグロ屋さんです。
そんな完全マグロ屋モードの時に卓也さんからLINEが。

「もし、どーにもならんかったら飛行機で当日東京まで行くわ!帰りは最終の新幹線で大阪まで戻ればどーにかなるで!」



もう、頭の中はパニックです!
これは夢かと思うほどにテンパりました!
一度は断られたはずなのに、そんな無茶なスケジュールで来てくれるなんて、、、
初めて出会った時もそうだけど、動きが軽すぎてビビりますw
出張料理やってて僕も動きの軽さには自信があったけど、一瞬で抜かれましたね。笑

 

そのLINEが来てから冷静に考えてもタクヤさん以外に信頼してお願い出来る人なんていない。
そう確信し、電話にて細かい相談をして
「本気で卓也さんにお願いしたいです。
お力を貸して頂きたいです」

「えーでー!ほんなら、飛行機押さえておくわ」
もう、冗談抜きにこの人のためならどんな場所でも一番に駆けつけよう。
この瞬間に本気で思いました
そして、絶対に成功させよう。
心の中でそう、誓いました
それから当日まで、細かい打ち合わせをしながら無知な僕に丁寧に段取りなどを教えて頂きました。


そして、当日。
下準備もメニューのチェックも終わったしあとは現地でのパフォーマンスのみだ!!
と、意気込んで早めに出発したのにプレミアムフライデーの影響なのか、道路が混んでる混んでるw
時間がドンドン押してく。。。
車の中では冷静さなんて保てないし、マヂでヤバイ状態。
ただでさえ、今日は会場の使用時間が短いのにw
どーにか30分遅刻くらいで現地に到着した瞬間に卓也さんも着いたと連絡が来たので合流を。
久々の再会もつかの間、急いで会場へ移動です!!
最初は余裕なくて全然気づかなかったけど、エレベーターに乗る前に気付いてしまいました。
卓也さんのバックが異常にデカ過ぎるw
いや、バックに紐で縛られてるまな板とか諸々デカ過ぎるのか。。。
これクソ重たいやつやんw
まな板とか1㍍越えてると思います。
エレベーターとか斜めにしないと入れませんでしたからね。笑
そんなこんなで、現場入りして急ピッチで準備を進めて肝心のマグロチェックをしようとしたら
オファーを頂いたお客様が
「あ、マグロを預かってくれてた人がブロックに解体してくれたみたい!!」
まさかの?
ここまで来て、まさかのマグロ解体ショー無しですか?笑

発泡スチロールを開けると確かに美味しそうな切り身の天然インドマグロちゃんがw
色々と突っ込みたかったけど、我慢してガンガン捌いてもらって料理にしまくりっすw
最初は自分の仕事だけで周りに目を配れなかったけど少し余裕が出来た頃、ふと横を見ると圧倒的存在感のタクヤさんがいるではありませんか。
しかも、本人は無意識なのかもしれないけど滑らかな手捌きを見せつつ良い塩梅でお客さんと距離を詰めたトークをしてるじゃないか!

やっぱりスゲー。
本業はサーファー、副業で魚屋!とか普段はふざけてるけど完全なるエンターティナーやん。
悔しいくらいに上手かった
嫉妬しまくりですよ、そりゃーもう!

だって、更に僕がやり易いように常に気配りしてマグロをドンピシャで用意してくれた。
もう、最高です。
こんな最高な人と仕事が出来て。
あっという間に時間は過ぎ、マグロを捌き終えたとこでタクヤさんはタイムオーバーで大阪へ大荷物を抱えて帰っていきました。

東京での滞在時間はわずか5時間。
会った回数が多いわけでもない。
沢山取引をしてきたわけでもない。
恋愛感情もない。
でも、この5時間はこの空間のために懸けてくれた。
至らないとこだらけの僕に準備を含めると沢山の時間を懸けてくれました。
本気で最高の空間になるように動いてくれました。

こんなことをどれくらいの人が出来るのだろーか?
少なくともまだ僕は出来ない。
まだまだ自分だけが可愛いと思っている部分もクソな部分も強い。

でもタクヤさんは自分事のように力を貸してくれた。
タクヤさんの”自分二番で動ける凄さ”、”ポッカポカな温もりある生き方”を皆に伝えたいという一心でひたすら書き綴ったら
相変わらずクソ長い文章になっちゃいましたねw

なげーよ、読めねーよって言われても良いんです。
書いてることが一人にでも伝われば意味がある。

こんなスゲー男が大阪の茨木市で魚屋をやってるんだぞって。
俺は声を大にして皆に伝えたい
そんなスゲー男を紹介するのに短くなんかまとまらないっす。
まだまだ書きたいくらい。
でもまぁー、ここまで読んでくれた人は気付いたかもしれませんが
完全に僕の”暴走によるミス”を美談っぽく伝えてるだけですw
本当にごめんなさい。
これからは脳みそフル回転させて仕事しますm(__)m

と、いうわけで今後はマグロ解体ショーもバシバシやっちゃいますんでご依頼下さいませ。
もちろん、僕ではなく【魚屋たくや】の白石卓也さんが捌いてくれます。(MASARUは横で気配消して料理してます。)
出来ればご依頼は土日がいいなーと本人が言ってましたので土日限定でお願いします。
正式な許可は一切取っていませんのでダメと怒られたらコースは即廃止なのでご了承下さいませw

ちなみにお店はこちら!
http://sakanayatakuya.com/aisatsu.html

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




コメントを残す