発注ミス!?やっちまった!

沢山に方にご迷惑をかけながらも、
沢山の方に助けられながら進めさせて頂いてる、店舗創り

どーにか、こーにか、大きなミスもなく順調だったのに最後の最後でやっちまった。

厨房設備の搬入をやってるんだけど
“キッチン用のステンレス板”が足りないじゃないかっ!!!!!!!!
完全に俺の発注ミスやんw

すぐさま注文したら
メッチャ元気良く、
「次回のご納品予定日は4/3でございまーす♪」

うん、、、
案の定、全然間に合わないっす
保健所の検査は3/27なのにw

まぁー、焦っても仕方ないので気長に待ちます。
保健所の方には寄付金でも渡して解決することにします




この手紙は宝物です

とあるお宅での出張料理を終えた帰り際、
「ねぇ、ねぇ、おにぃーちゃん!これ、私の気持ち!!おにぃーちゃんならコックさんで一番取れるよ!」

小学3年生の女の子が恥ずかしそうに小さなメモ用紙を渡してきました。

「え?ラブレター?3番目の彼女でいいなら喜んで( ・ω・)ノ」
と、本気の顔で伝えると
「違うよ!バーカ!早く帰れ!」
そう、ディスって全力疾走して部屋に戻ってしまいました。
ご両親は隣で苦笑い…
気難しいお年頃ですね。

 

僕の料理の凄さを小学3年生で気付けた彼女は将来、半端ないグルメになると思います。
メシに連れていく男は苦労しますね
彼女のお陰で、更に頑張るしかなくなりました。
めんどくさいけど、頑張ろー

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




あの【帰ってきたくなる部屋作り】でお馴染みの”矢吹建装”のケンさん

だいぶ店の進捗の投稿サボってたら、あちこちで

「お店どーなってんの?ちゃんと報告しなさいよ!!」と叱られてばっかりです。

ごめんなさい、気にしてくれて有難うございます。

今はどんな状況かといいますと、

あの【帰ってきたくなる部屋作り】でお馴染みの”矢吹建装”のケンさんが先週から現場入りしておりまして、秒速でカウンターやらやら仕上げてもらってます。

でも、なんなら明日で終わるらしいっすw
気付けばイカしたカウンターが仕上がってるし、今すぐ酒盛りしたい気分でござんす。


誰かつまみつくってー( ・ω・)ノ

まぁー、内装はそんな感じ。
それより今日はケンさんとの出会いを話そうかなと。

出会いは、去年の江ノ島西浜。

唐揚げ屋さんを出店した際にメチャメチャお世話になった【Beach House AJITO】の建築をケンさんがやっていて、カッコいい内装だなー!センスありすぎでしょ!と少しずつ仕上がっていくお店の前を通る度に見入ってしまってたのが最初。
挨拶しつつ仲良くなって色々聞こうかなーと思ったのですが、それが大きな間違えだったと気付いたのは後のお話。
まずケンさんは見た目は完全に反社会的人物なので、話しかけるのも初対面なら躊躇います。
普通の人なら目すら合わせないと思います。
でも、これも社会経験だと思ってまずは軽く挨拶したところ、

「お疲れ様です!隣で唐揚げ屋をやることになりました!宜しくお願いします‼」

「…うす。」

めっちゃ機嫌悪そーw
全然話せる気がしない。。。
ビビりな僕は初日はすぐに諦め撤退し、別日に再チャレンジを誓いました。

 

2回目のチャレンジ。
「お疲れ様です‼今日も暑ちーっすね!」

「…うーす。」
うん、今日もメッチャ機嫌悪そうなので撤退!!

 

3回目のチャレンジ。
この日は夜中に唐揚げ屋で使う資材を搬入しようと店に行ったら、もう真夜中だったにも関わらずケンさんは黙々と作業をしていたのです。

すかさず僕は
「お疲れ様でーす!この時間までやってるんすか。凄すぎっす!」

「………」




あ、ダメだ。
集中してるから耳にすら届いてねぇーやw
すぐさま撤退致しました( ゚Д゚)ゞ
その後も幾度となく話し掛けようとしましたが、僕が入り込む隙間は一切なく心がほぼ折れかけた状態で海の家がオープンとなりスタートしたのです。。。
海の家がオープンしてからケンさんはAJITOのバーカウンターでスタッフとして働いていたのですが、一つ大きな変化がありました。
なんと!

メッチャ笑ってるんです!!
メッチャボケて笑いとってるじゃないっすか!
メッチャおちゃらけてるじゃないっすか。。。

オープン前には見れなかった光景がそこにはあったのです。
何がきっかけかは忘れたけど、あれだけ苦労したケンさんと会話をすることがフツーに出来てたしw

この夏、お隣さんなのに言葉を交わさないことすら覚悟したのに!
蓋を開けてみたら、メッチャおしゃべりでオチャメな面白い方でした。
きっと仕事モードだったから相手にしてもらえなかったんだろーなw
次回からは差し入れ沢山持ってこ。

そんなギャップありまくりなケンさんに出会い、湘南で店舗構えるなら絶対に内装お願いしよー。と夏が終わってからもずっと思っていて今回の物件が決まり、声をかけさせて頂いたという訳なのです。

僕らの都合で営業許可を早く取りたいが為に、今回は早急に必要な箇所のみしか依頼出来てないので、夏前あたりに更なるパワーアップをする予定です。
まだ何も相談出来てないけどw

とにもかくにも、ケンさんが仕上げたカッコいいカウンターで皆で呑みまっしょい♪
ちゃんちゃん!

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




疾風怒濤の料理教室

久しく会っていない友達からの電話が鳴った。

「あ、もしもし?マサル?今から時間作れない?メッチャお願いがあるんだけど!!ってか、家に行っていい?」


「は?全然無理。俺は今からやっと今日初めてのご飯にありつけるんだから邪魔すんな!!」

そう、伝えたら諦めるかなーと思ったら

「分かった。飯食ってていいからとりあえず行くわ。住所だけ教えて!!」

うん、人の話などサラサラ聞く気がなかったようです。笑

10分後にやってきた彼は久々の再会にも関わらず開口一番で、こう言いました。

「今付き合ってる彼女にホワイトデーの日にプロポーズするんだけど、手作りのケーキもサプライズで渡したくてさ。教えて!!」

「ん?色々突っ込みたいとこはあるけど、今から教えるってこと??」

「もちろん!!気合は十分だぜ!明後日から出張だから今日くらいしか時間ないんだよ。よろしく♪何からすればいい?」

もう、彼の勢いに完全に負けてしまいました。
メシ食ってていいとか嘘じゃんw
もっと早く相談しろよ!!と心の中で静かに突っ込み、
空腹を耐えて、自己中な彼のプロポーズを全力で応援することに。

「彼女はどんなお菓子好きなの?」

「んー、うちの嫁はさっぱりめなフルーツ系のケーキをよく食べてるよ」

突如、呼び方が彼女から嫁に変わったことはフルシカトして、

「んじゃー、フルーツタルトとかどう?タルトの中にはフルーツムースをたっぷり詰めて上には華やかにフルーツを飾ったら惚れない女はいないっしょ。簡単なの教えるよ」

「それやばいな。よし、買い物に行こう!!急ぐぞ、チンタラすんな!」

もはや、どちらが教わっているのかよく分からない状態w
そんな調子で彼に押され腹減って死にそうな中、手取り足取りレクチャーをつい30分ほど前までしていたのです。
必死こいてメモして、味を覚えようと何度も何度も味見をしていました。
その姿を見て、僕も料理人になりたての時は”女の子にモテたくて”、”いやらしいことしたくて”仕方ないから早く味を覚えるために必死こいて洗う寸前の鍋の味見してたなー。
と、不純な理由でどうにかモチベーションを保っていた修行時代を思い出しました。

友達の彼女は会ったことないけど、慣れないお菓子作りを夜中に真剣に取り組んで創ってくれる男が側にいて幸せもんだなー
と、空腹過ぎて白目になりながら思いました。
とりあえず、成功を祈ります。
でも、成功を祈る気持ちより空腹を満たしたい欲求の方が遥かに強いので今すぐに帰ってください。
お願いします。

帰り際、彼は一言。
「あ、13日に習ったケーキを仕込みに来るから空けといてな!!おやすみー、ゆっくり休んで(^^♪」

しばらくは着信拒否にしようと思います。
友達は選ぼう、そう思った真夜中の出来事。

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




「俺らの仕事は出張料理することじゃねーんだよ」

俺らの仕事は出張料理することじゃねーんだよ。
今日はそんなお話。

もうすぐ出張料理やり始めて4年目になるのに何言ってんの?
と沢山の方が思っていることでしょう。
その感覚は決して間違ってはいません。
会社の名前にもなってるしねw

でも、ディスる前に少しだけ今日は【出張料理館】の仕事、志についてお話させて下さい。
※クオリティ高い料理は当たり前に出しているという前提でお読みください。
決して手を抜くことはしていません
なんだったら、白眼になりながら仕込みしてます。笑
出張料理館がやってる仕事は、普通に見れば料理をすることが主な業務だと思います。
そこは間違えではないのですが、料理だけを届けたいわけではないのです。
僕らの仕事は”団欒出来る場を創ること”
これだけです。
この一点に懸けてます。

出張料理は、場を創るための一つの手段でしかありません。

僕らは
お客様からご依頼を頂く。
出張料理をご提供する。
で、終わる気はないし
むしろ現場での料理以外の時間こそが一番大切。

一緒にガンガン呑んで記憶なくなるまで泥酔するし、皆でご飯行って動けなくなるまで食べ放題にチャレンジしたり、全力でドッチボールして遊んだ挙げ句、脱臼したりもする。

時間が許す限り、僕らは現場での仕事以上にお客様と一緒に時間を過ごすことを大切にしています。
団欒出来る空間を届けるためには、届ける場にいる人達のことをたくさん知りたいんです。
一度の現場で知れることには限界があるから。

だったら沢山話したり、遊んだり、その人に合わせたコミュニケーションの取り方を模索することに重点を置こう。
そこで感じたことをベースに最高の状態で料理を食べてもらえるような仕掛けを考えよう。
僕らはそう考えてます
どんな仕事をする上でも下準備ってあると思うんですけど、出張料理館にとって一番大切な下準備は”人を見て、その人の背景を感じること”です。
人は表に見えていることだけが全てではない。
裏側、つまりは背景があるのです。
例えば”出張料理を依頼をするまでに様々な出来事があったかもしれない”
でも、僕らはついつい仕事が来たことだけが見えてしまって『なぜ、この人は今回頼んでくれたのだろうか?何を想って連絡して来てくれたのだろうか?』
このことを考えるのを忘れてしまう。
ないがしろにしてしまう。
業界関係なく、大体の人がね。

でも、ここが考えられないと本当の”団欒が出来る空間”は創れない。
だって、頼んでくれた方々が訴えかけている部分をフルシカトしているのと何も変わらないのだから。

だから、その人たちの今に至るまでの背景を知るため、感じるためにも僕たちは家族のような接し方を皆としています。

 

そもそも出張料理人として独立した時から、一度だけとか現場だけの仕事のみの関係なんて、つまらなさ過ぎて一切興味なかった
僕がしたかったのは
“一生涯懸けて付き合える関係性を創ること”
この想いはぶれずに今もあるし、寧ろそれがあるから今の考えになったのです。

時には図々しいと思われるかもしれない。
程良い距離感は難しいから、毎回上手くはいきません。
でも、人と人の壁が出来てる違和感だらけの食卓なんて囲んでもらいたくないから、嫌われる覚悟でブッこむ事も良くあります。
僕らが一歩目を恐れていたら、一生懸けても団欒出来る場なんて創れないんです。
そんなとこに良い記憶なんて生まれない。
団欒出来る場を創るためなら、出張料理だけにこだわってもいない。
声が出なくなるまで朝まで喋り倒すこともあります。
人目をはばからず、全力で子供と遊ぶときもあります。
“団欒出来る場を創るプロフェッショナル”
それが出張料理館です。
昔は出張料理で初ミシュランとるとか、出張料理の常識を変えるとか言ってたけど今はそこじゃない。
毎日毎日、何を届けたいのか自問自答した。
そのお陰でまた答えが出た。
個人としても会社としてもまた変化します。
変化はするけど僕らの芯はブレない。
“また帰りたくなる食卓の記憶を創る”
これだけです。
そのために圧倒的に必要なのが団欒だった。
それに気付いたというだけです。
最近では一家団欒とか久しく使われなくなったけど、僕はとても好きな言葉です。
皆さんも是非ググって意味を調べてみてください。
改めて見てみると良い言葉ですよ。

つーことで、藤沢のお店については会った方にはちょこちょこお伝えしていた
“ハンバーグを超越したハンバーグ屋”
【超バーグ】の予定でしたが、、、
そこから急遽変更して店名は【団欒家】となりました。
お店で出す料理なども色々とご報告がありますので、こちらは次回ご報告致しますm(__)m
※ちなみに”ダンランヤ”と読みます。
家系のラーメンは出てきませんw

皆さんご存知の通り、出張料理館は芯となる部分以外はすぐに変化します。笑
ブレブレやん!
よく言われます。
でも、このスタイルを変えるつもりは全くない
だって変化を恐れた時点でつまんないことをしちゃうから。
ただ、見せ方を変えただけなので何もブレてなんかいないっす
むしろ変化しないことの方がよっぽど怖いっす。。。
そんなこんなで、無茶苦茶なことばっかりしていくと思いますが、これからもどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

余談ですが出張料理でお邪魔したご自宅で料理を終えてから、一緒に呑ませて頂くことも多いんですが最近は楽しくなりすぎて、危うく朝まで居座りそうになることが多いです。
完全に家族の団欒を邪魔してる人となってます!笑
缶ビール4本目くらいから完全に朝までモードに入ってしまうのでMASARUに呑ませ過ぎは危険なのでご注意下さいませ。
ではでは!

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




作家:MASARU

今日、初めて会った方から

「MASARUさん、お料理も楽しみですが去年出版された本も購入したので、そちらも読む前からワクワクしています♪」

は?

ん?

え?

本なんて出してねぇーし。笑
今年入ってから10人くらいに言われたけど、いまだに謎過ぎるw
しかも初めて会った人からだけだし、帰り際だから何を買ったのか突っ込めてない。。。

新手のおちょくりとか詐欺の手法なのかな?w
敢えて調べず、謎のままにしておこう

本を出したことも出す予定もございませんのでご注意下さい。笑

僕が唯一書いたのは僕が”なぜ、料理をするのか?”をまとめた【MASARU料理道】くらいっす。

A4用紙8枚くらいをホチキスで留めただけのやつw
いまだに配ってて、恐らく2年間で3000部以上は配布してます。
とても地道に、地道に配り歩いてます
たまに目の前で捨てられる時もあります。笑
受け取るのを拒絶された方がまだマシですw
欲しい方には何部でもあげるので、お気軽にご連絡下さい
そろそろ新しいやつを書こうと仕込み中です。

まぁー、そんなことはどーでも良くて
今週から店の方には資材がワチャワチャ搬入されてきました!!
今回、内装を担当してもらうのは去年の夏、江ノ島西浜で出会った”帰りたくなる部屋作り”でお馴染みのあのお方です。
楽しみ過ぎる。

賄いは”ラーメン二郎の大盛り肉ダブル”をご所望なので、土鍋持参でテイクアウトしてこようと思いますw

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




まさかのフライデー!どきどきマグロ解体ショー

先週の金曜日はスーパー?プレミアム?
よくわかんねぇーけど凄いフライデーが始まったそうですが、僕にとってもスーパープレミアムなフライデーとなりました。
何が凄いのって?
それは一人の男の凄さ、かっこ良さを目の当たりにしてしまっていうお話。
僕には絶対的な信頼を置いてる魚屋さんがいます。
その名は”さかな屋たくや “の白石 卓也さん
この方以上に信頼をしている人はいません。
だって、まだお会いしてない時に懐かしのミクシィ上でやり取りしてただけの関係なのに、どんな魚を使いたいのかを知るためにわざわざ大阪から横浜の店まで来るんすよ?
普通行きます?

「どんな味の料理か知れた方が色々提案出来るやん。」

サラッと言われた瞬間、もう心を鷲掴みされましたよ。そりゃーもう惚れちゃいますよね
ズルい!笑

でも、お店が大阪の茨木市にあるため中々注文を出来ておりません。
早く支店を湘南に出してくれないかなーと心の中で願っていますが現状はフルシカトです。
僕はまだ諦めない。
そんなタクヤさんには、ちょこちょこ魚のことで相談をしているのですが、とあるお客様が

「勝くん、マグロ仕入れたから解体ショーやって!任せたよ。日にちもほぼ決まってるから~」

ん?
マグロ解体ショー?
あの日本刀みたいな包丁でやるショーのこと?
すしざんまいの社長がTV用のネタで得意としているやつのことかい?

鰺一匹を捌くので精一杯な僕は最高の作り笑顔で

「いいっすよー!目を瞑っても解体出来るくらい余裕っすw」
はい、完全に嘘つきました。。。
でも、当日までに出来るようになれば何も問題はない!!!
嘘ではなくなる。
臨機応変な対応力なら誰にも負けない!
と、余裕をかましていたものの
マグロを仕入れて練習するとか物理的に無理なことを瞬殺で気付き、すぐに自分で捌くことを諦めました
と、なると僕の代わりに誰かにやってもらうしかない。
社内では誰も出来ないし、、、
マグロを解体できる人で稼ぎ時の週末に来れる人なんて知らない。。。

 

まずい。
今回こそは完全に終わったw
そう、思った。

 

とりあえず悪あがきでマグロに詳しい卓也さんに話だけでもして、アドバイスもらうか!
と、ぶっつけ本番でどーにかしてやろうとか考え始めてましたw
今思えばさすがにバカすぎる考えで泣けてくる。

早速、電話をして事情を話すと

「日曜日なら休みやから手伝い行くでー」
え?大阪から?
やばい!この人はやっぱ神だ!
この人の為なら全てを捧げよう。
本気でそう思いました。
「まぢすか!日曜日に開催してもらうように交渉してみます。」
そう言って電話を切り、即お客様に電話をして

「開催の日って日曜日に出来たりします??」

と、伝えた瞬間

「あー!!日曜日だけは絶対に無理なんだよねー。24日の金曜日にしよう!決まりで!よろしくー」
僕の儚い希望は一瞬で叩き潰されました。。。
“絶対無理”とか言われちゃったよ
もはや涙が出てきました
もう、ぶっつけ本番でやって失敗したら土下座するしかないなー
そう腹を決めながら再び、卓也さんに電話を。
「すんません。絶対に日曜日は無理らしいっす。24日の金曜日は無理っすよね?」
「まさるちゃん、それは無理やわー。ごめんなー 手伝いにはいけんけど、必要な包丁とかあれば送るしアドバイスは何でもするで!」

涙目になりながら、
「ですよね。あざっす!包丁とかお借りできるだけでメッチャ助かりますm(__)m」
電話を切り、いよいよ覚悟を決めてYouTubeを見ながらシュミレーションを始めました。
「今までどんな無茶ブリでも越えてきただろ?マサル?お前ならやれるよ。」

そう、何度もお風呂の中で自分に言い聞かせましたw
もはやどんな魚を捌くときもマグロにしか見えません。
完全に気持ちはプロのマグロ屋さんです。
そんな完全マグロ屋モードの時に卓也さんからLINEが。

「もし、どーにもならんかったら飛行機で当日東京まで行くわ!帰りは最終の新幹線で大阪まで戻ればどーにかなるで!」



もう、頭の中はパニックです!
これは夢かと思うほどにテンパりました!
一度は断られたはずなのに、そんな無茶なスケジュールで来てくれるなんて、、、
初めて出会った時もそうだけど、動きが軽すぎてビビりますw
出張料理やってて僕も動きの軽さには自信があったけど、一瞬で抜かれましたね。笑

 

そのLINEが来てから冷静に考えてもタクヤさん以外に信頼してお願い出来る人なんていない。
そう確信し、電話にて細かい相談をして
「本気で卓也さんにお願いしたいです。
お力を貸して頂きたいです」

「えーでー!ほんなら、飛行機押さえておくわ」
もう、冗談抜きにこの人のためならどんな場所でも一番に駆けつけよう。
この瞬間に本気で思いました
そして、絶対に成功させよう。
心の中でそう、誓いました
それから当日まで、細かい打ち合わせをしながら無知な僕に丁寧に段取りなどを教えて頂きました。


そして、当日。
下準備もメニューのチェックも終わったしあとは現地でのパフォーマンスのみだ!!
と、意気込んで早めに出発したのにプレミアムフライデーの影響なのか、道路が混んでる混んでるw
時間がドンドン押してく。。。
車の中では冷静さなんて保てないし、マヂでヤバイ状態。
ただでさえ、今日は会場の使用時間が短いのにw
どーにか30分遅刻くらいで現地に到着した瞬間に卓也さんも着いたと連絡が来たので合流を。
久々の再会もつかの間、急いで会場へ移動です!!
最初は余裕なくて全然気づかなかったけど、エレベーターに乗る前に気付いてしまいました。
卓也さんのバックが異常にデカ過ぎるw
いや、バックに紐で縛られてるまな板とか諸々デカ過ぎるのか。。。
これクソ重たいやつやんw
まな板とか1㍍越えてると思います。
エレベーターとか斜めにしないと入れませんでしたからね。笑
そんなこんなで、現場入りして急ピッチで準備を進めて肝心のマグロチェックをしようとしたら
オファーを頂いたお客様が
「あ、マグロを預かってくれてた人がブロックに解体してくれたみたい!!」
まさかの?
ここまで来て、まさかのマグロ解体ショー無しですか?笑

発泡スチロールを開けると確かに美味しそうな切り身の天然インドマグロちゃんがw
色々と突っ込みたかったけど、我慢してガンガン捌いてもらって料理にしまくりっすw
最初は自分の仕事だけで周りに目を配れなかったけど少し余裕が出来た頃、ふと横を見ると圧倒的存在感のタクヤさんがいるではありませんか。
しかも、本人は無意識なのかもしれないけど滑らかな手捌きを見せつつ良い塩梅でお客さんと距離を詰めたトークをしてるじゃないか!

やっぱりスゲー。
本業はサーファー、副業で魚屋!とか普段はふざけてるけど完全なるエンターティナーやん。
悔しいくらいに上手かった
嫉妬しまくりですよ、そりゃーもう!

だって、更に僕がやり易いように常に気配りしてマグロをドンピシャで用意してくれた。
もう、最高です。
こんな最高な人と仕事が出来て。
あっという間に時間は過ぎ、マグロを捌き終えたとこでタクヤさんはタイムオーバーで大阪へ大荷物を抱えて帰っていきました。

東京での滞在時間はわずか5時間。
会った回数が多いわけでもない。
沢山取引をしてきたわけでもない。
恋愛感情もない。
でも、この5時間はこの空間のために懸けてくれた。
至らないとこだらけの僕に準備を含めると沢山の時間を懸けてくれました。
本気で最高の空間になるように動いてくれました。

こんなことをどれくらいの人が出来るのだろーか?
少なくともまだ僕は出来ない。
まだまだ自分だけが可愛いと思っている部分もクソな部分も強い。

でもタクヤさんは自分事のように力を貸してくれた。
タクヤさんの”自分二番で動ける凄さ”、”ポッカポカな温もりある生き方”を皆に伝えたいという一心でひたすら書き綴ったら
相変わらずクソ長い文章になっちゃいましたねw

なげーよ、読めねーよって言われても良いんです。
書いてることが一人にでも伝われば意味がある。

こんなスゲー男が大阪の茨木市で魚屋をやってるんだぞって。
俺は声を大にして皆に伝えたい
そんなスゲー男を紹介するのに短くなんかまとまらないっす。
まだまだ書きたいくらい。
でもまぁー、ここまで読んでくれた人は気付いたかもしれませんが
完全に僕の”暴走によるミス”を美談っぽく伝えてるだけですw
本当にごめんなさい。
これからは脳みそフル回転させて仕事しますm(__)m

と、いうわけで今後はマグロ解体ショーもバシバシやっちゃいますんでご依頼下さいませ。
もちろん、僕ではなく【魚屋たくや】の白石卓也さんが捌いてくれます。(MASARUは横で気配消して料理してます。)
出来ればご依頼は土日がいいなーと本人が言ってましたので土日限定でお願いします。
正式な許可は一切取っていませんのでダメと怒られたらコースは即廃止なのでご了承下さいませw

ちなみにお店はこちら!
http://sakanayatakuya.com/aisatsu.html

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




鹿パラダイス!

ご縁があり、年始早々に愛知県は新城市にお住まいの”鈴木 孝浩さんが仕留めた鹿肉”を頂いたのですが、肉の質が良すぎて焦った。
本職はハンターじゃないはずなのに。。。

どんな調理をしても、旨い旨い。
ご好意で頂いた旨い物は皆にも食べてもらいたいから、連日ジビエBBQ。

仕事柄、この時期はジビエを沢山扱うけど、味見程度しか食べてなかった。
でも、今回は有り難いことにタップリ頂いたので鹿肉フルコースを堪能致しました。

もー、たまらねぇっす( ´∀`)
贅沢すぎる!

全てを余すことなく美味しく頂きました。
個人的には鹿の骨からとった出汁のラーメンは最強だったので、お試しあれ!

ご提供頂きました、たかひろさん。
本当に有難うございました!
とりあえず、湘南でジビエBBQを流行らせようと思います。

【出張料理館 初代団欒家 MASARU】




失敬であることを腹の底でわきまえている、温かい会社創り

今日に至るまで沢山の人を巻き込んできた。

27歳という1年間は特に巻き込んだと思う、良くも悪くも。

有難うと感謝を伝えたことは、もちろん沢山あったがそれ以上に《ごめんなさい》を沢山伝えた1年だった。

緻密な計算をして人を巻き込むことも稀にあるが、大半は勢い。

「うちの会社の社長やらない?俺は飲食業界に革命を起こすよ!お前がそこらへんの会社なんかで終わるなんてもったいない。一緒にやろうよ!」
「僕らはクソつまらない飲食業界の常識なんてぶっ壊して、どこよりも圧倒的に面白いことを仕掛けます。だから出資して下さい。僕らに懸けてください」
「トップを取るって言ってる企業は沢山あるけど、俺らの会社は間違いなく飲食とかの枠を越えてトップ取るよ。うちで働かないなんて絶対に後悔するよ?」
「どんなことがあっても、どんなに金が無くなっても一生旨い飯だけは食わすから、俺に付いてきてくれ!」
全く根拠はないけど、絶対的な自信はあった。
この人を巻き込んで一緒にやりたいと腹で感じたら、自然と言葉が出ていた。
本気で想っていたことだし、この人に懸けたいと熱く想っていたから口が勝手に動いたのだろう。
そのお陰もあってか沢山の人から力を貸して頂けた
未熟な僕たち、会社に懸けてくれたのです。
それはそれは重たかった。

懸けてくれた想いに
絶対に期待に応えよう
ここで裏切るわけにはいかない
そう、強く思い必死に動きました。
すべきことを淡々と。
なんと言われようが止まるわけにはいかなかった
ここだけは負けるわけにはいかない。
でも、結果的には9割以上は失敗。
悔しいけど、それが現実。
そして、僕らに懸けて頂いた人に沢山の”ごめんなさい”をしました。
頭を下げ続けました。
中には、もう関わりたくないって人もいたと思います。
本当にごめんなさい。
でも、想像していた怒号が飛び交う言葉ではなく、

「失敗したなら、またやり直せばいいんじゃない?」

「数パーセントでも結果出せたら十分だろ。形変えて、またチャレンジすれば良い」

「お前は間違えてない。信念を貫け、俺はまだまだ楽しませてもらいたいんだ。期待しているよ」

「私はどんなことがあっても、貴方のファンです。だから辞めないで。」
沢山の励ましの言葉を頂きました。
言葉では言い表せないくらいに助けられました。
滅多に流れない涙も流しました。
今の僕たちや会社があるのは、沢山の方々のお陰様です。
良いことだけではなく、人を憎みそうになったこともあった。
気づかぬ内に人を踏み台にしてしまったこともあった。
正直、綺麗事では済まされないことが多かった。

実力がなかったから助けたいと思った人も救えなかった。
ただただ、悔しかった
けど、全ての経験のお陰様で今がある。

 

だからこそ、その背景にあったことを忘れず、身体に刻み込み、良いことも悪いことも全てをふまえて、わきまえて、僕らはやりたいことを押し切るし、突き進みます。
沢山の人を巻き込んできたし、これからも巻き込むからこそ、僕らは”この会社だけは”諦めるわけにはいかない。
せめて、ここだけは泥臭くてもいいから勝ちたいのです。
僕らだけでなく、巻き込んだ人たちへの責任を果たすためにも、最低限の礼儀だと思っているので。
生かして頂いているからこそ、僕らなりの恩義を通します。

そう感じ、新たな覚悟を決めた27歳。

気付けば1/18で28歳になったわけですが、この一年は今まで以上に人を巻き込みまくるし、27歳で出来なかった場創りを一つずつ丁寧にやっていこうと思います。
【失敬であることを腹の底でわきまえている、温かい会社創り】
28歳になり、新しく掲げた”出張料理館の理念”です。

全ての方々が僕らのことを良く思ってくれる人たちばかりではないし、むしろ僕らが存在しているだけで迷惑だと言われたこともあった。
極論だけど、地球的にみたら失礼なことばかりをしていることもあるのかもしれない。
料理なんてしない方が良いのかもしれない。

誰かに失敬なことを常にしているのかもしれないと、僕らは常に意識して仕事をしています。

そこまで考える必要はないと言う人は沢山いる。
でも、全員に好かれるのは無理だし、何かを得れば何かを捨てる必要がある。
全てを手にすることなんて無理だと思うから。
全ての物事に裏側がある。
良いことも悪いことも。
僕らはそれらを常に意識している。
だからこそ、手を抜けない。
失敬だと感じている人がいる中でも”仕事をさせて頂いている”という事を踏まえて、一切の手を抜かず全力で突き進んでいます。

懸けてくれている人達へ恩返しするためにも。

これからも更に沢山の方のお力をお借りすると思います。
正直、そうしなきゃ生きれません!
これは断言出来ます。笑
ですので、どうか不器用男 MASARU、出張料理館にお力をお貸し頂きたいです。

この一年もどこよりも、誰よりも心震えるチャレンジをして参りますので、どうぞお楽しみに。
そして”また逢いたいと想える記憶ある食卓”をお届けしていきます。
最後に沢山の方に誕生日を御祝いして頂き、御祝いのメッセージを頂戴し、嬉しすぎてお酒を呑みすぎました。
そしたら完全にはしゃぎすぎて安定の泥酔クソ野郎でしたw
ごめんなさい、ありがとう。
まだまだ語りたいことはありますが、グダグタで長すぎるとクレームが多発するので今日はやめておきます。
今からジャンボカツ丼食べるので邪魔しないでください。
今年も大食いスキルにご期待下さいませ。
【出張料理館 初代団欒家 MASARU】